先日、東京大学の中原教授が主催する経営学習研究所のラーニングイベント「多様な社員を講師に育てる」に参加してきました。
私も今、まさしく社内講師を育てて人材育成プログラムを展開する仕事をしているので、他の会社(ソフトバンクの方がこのイベントのスピーカー)でどのようにやっているのかに興味があったというのが参加した理由。
ソフトバンクでは社内の認定講師を制度化して行っているということで、うちの会社との違いもいろいろあり、なかなかおもしろかったです。
ソフトバンクは、認定制度によって、講師(研修)品質の向上と認定講師という立場のある意味ブランド化(社内において)ができているようでそれはすばらしいなと思いました。うちの会社では、認定制度はとっていません。うちの場合、認定にしてしまうと、講師になるハードルが高すぎて講師人材の確保が難しいだろうなと思いました。品質の確保という点では、基本的に講師になるのを自薦ではなく、他薦やスカウト形式にしていることで一定のレベル以上が期待できるということと、そもそも職業柄人に教えるとかプレゼンテーションが上手な人が多いということで成り立っているかなと思う。でも、今後講師になる人の間口を広げていくとすると、品質担保は課題になる可能性があるので、講師育成のプロセスなど参考になりました。
そして何よりも参加している人のバックグラウンドがさまざまで、研修内製化っていろんなところで関心をもたれているのだなということにびっくりしました。今回の私の席のまわりでは地方自治体や大学の職員の方など。
ディスカッションタイムでうちの会社でやっているやり方も少しお話したらすごく参考になると喜んでくれたので少しは貢献できてよかったです。
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